こんにちは、妊娠中に食べたいおすすめの食べ物・飲み物についてをご紹介している「ハッピー妊活特集」、今回は『夏野菜・お酢・豆類』です。
妊娠するとさらに暑さを感じがち!
体調不良にならないよう
暑さ対策、冷え対策、水分補給を徹底しましょう!
妊娠中は栄養を、特に妊娠初期は赤ちゃんの脳や神経などからだを形成する大事な時期なのでバランスよく、何でも、摂取するのが一番ですが、つわりで体調がよくないなど様々な事情から食欲が低下してしまい、食べることが難しいときもあるかと思います。
そんな時は、栄養摂取に効率の良い食材を無理せずに、食べられるだけ食べることを心がけたいと誰もが思うはずです。
この特集ページでは、そんな悩みを持つ妊婦さんにこの栄養素を摂りたいならこの食材をこんな風にすれば食べやすいなど、おすすめの食材とその食材を使ったレシピをなぜこの栄養素が必要なのかも交えてご紹介します。
今回は、『第11章 暑い夏を乗り切ろう!食欲がないときだからこそ、 野菜・お酢・豆類を食べよう!』をテーマに暑い夏を乗り切る暑さ対策、冷え対策など妊娠中で何も食べたくないときにこそ工夫して食べたい食べ物についてをご紹介しています。
これからも「妊娠中におすすめ、もしくは避けたほうがいい食べ物・飲み物など」についてをご紹介していきますのでぜひ参考にしていただき楽しいマタニティライフを送ってくださいね。
暑い夏を乗り切る暑さ対策、冷え対策
暑さ対策に一番重要なのが水分補給、冷たい飲み物は体を冷やしてしまうのでできるだけ常温、もしくは温かいものを飲むことをお勧めします。
妊娠中におすすめの飲みもので最強なのが麦茶と言われています。黒豆茶やルイボスティー、健康茶などもお勧めですが中にはカフェインが含まれているため気を付けなければいけない飲み物もありますので注意が必要です。
詳しくはこちらの記事でご紹介していますので是非参考にしていただき水分不足にならないよう熱中症対策を徹底しましょう。
妊婦さんに気を付けてほしい飲み物「カフェイン」
家の中では窓を開け風通しのいい涼しい場所で過ごすようにしましょう。窓やドアを2か所開けることで風の通り道を作ることができます。家の中でも熱中症にはなりますので暑いときは冷やしすぎない程度に冷房をうまくとり入れることも必要です。
温度調節をこまめに行って心地よい温度を保つようにして過ごしましょう。
食欲減退を乗り切るには?
暑いだけでも食欲が減退します。妊娠中は夏バテに加え、つわりや体が普段の自分と違うため体調を崩し(便秘や貧血などになりがちです)食欲が出ないことが多いようです。
そんな時はさっぱりとしたそうめんなどが食べやすいですが、必要な栄養をバランスよく摂取できるよう野菜や海藻、豆類なども一緒に食べるようにしましょう。
美味しく野菜を食べよう!
赤ちゃんのからだはお母さんが食べたもので作られます。そのため妊娠中の食べ物はとても重要です。ですからお腹が満たされればいいわけではありません。妊娠中に厄介な病気にならないようバランスよく栄養を摂取する必要があります。
栄養バランスの良い食事、
主食は麺類、ご飯、パンを炭水化物の供給源として食べましょう。
副菜はビタミンやミネラル、食物繊維などの補給の為に、野菜、芋類、きのこ類、海藻を食べます。
主菜は肉、魚、卵、大豆製品などをたんぱく質の供給源として食べましょう。
カルシウムの供給源として牛乳、ヨーグルト、チーズなどを、ビタミンC,カリウムの供給源としてリンゴ、ミカンなどの果物を食べましょう。
野菜はオクラ、キャベツ、キュウリ、小松菜、大根、玉ねぎ、トマト、ナス、ニラ、にんじん、もやし、レタスなどがお勧めです。
食物繊維の多い野菜としてはごぼう、セロリ、アスパラガス、キャベツ、白菜、青菜類と言われています。キノコ類はしいたけ、シメジ、えのきなどです。貧血気味になりやすいので鉄分も多く摂る必要がありますのでほうれん草などを茹でて胡麻和えやナムルにすると食べやすいですね。
超簡単!手づくり!野菜とお酢を使ったレシピ
トマトと玉ねぎのマリネ
トマト 中位 2個
玉ねぎ 1個
酢・オリーブオイル 大さじ2
砂糖 小さじ1
塩・胡椒 適量
1.トマトはダイスカット、玉ねぎはみじん切りにして水にさらします。
2.水気を切った玉ねぎとトマトを漬け汁に入れてかき混ぜあればパセリをかけます。1晩ほどつければ完成です。
新玉ねぎ和風ドレッシング風
新玉ねぎ 中2~3個
醤油 大さじ2
ごま油 大さじ2
砂糖 小さじ1
塩・胡椒 適量
1.新玉ねぎを薄くスライスして水にさらしておきます。
2.新玉ねぎの水気をきったものを漬け汁に漬けます。1晩で完成です。(新玉ねぎでない場合は漬け汁に漬ける時間を長くします。)
きゅうり
きゅうりは妊娠中におすすめの野菜です。きゅうりに多く含まれるβカロテン、カリウム、ビタミンCが妊娠中の体に必要な栄養素だからです。特にβカロテンは体内でビタミンAに変換され、赤ちゃんの皮膚や粘膜や臓器の形成に欠かせません。
カリウムの量が減るとつわりが酷くなると言われています。またカリウムは体内の塩分を調整し、尿とともに排出してくれるのでむくみを改善してくれるためむくみがちな妊婦さんにはうれしい野菜です。
きゅうりのピクルス(パプリカやにんじん、大根などもいっしょに入れても美味しいです。)
きゅうり 2本
・酢、水1カップ
・白ワイン(酒)大さじ3
・砂糖 大さじ5
・塩 小さじ1
・にんにくスライス 1/2かけ
・唐辛子 1本種抜き
・粒こしょう 小さじ1
・ローリエ あれば1枚
上記・の材料を火にかけ沸騰させ冷ましておきます。
1.野菜はさっとゆでてから冷ました漬け汁に漬けましょう。1晩ほどで美味しいピクルスになります。
きゅうりの酢の物
きゅうり 1本
酢、砂糖 大さじ2
醤油 大1
1.混ぜ合わせた漬け汁にスライスしたきゅうりを入れます。すぐに漬く時短料理です。茹でたタコや鶏のささみやわかめなどを入れると栄養価がアップします。
もやしのナムル
もやし200g
白すりごま 大さじ1
醤油、ゴマ油 小さじ2
塩 適量
1.もやしは茹でて(またはレンジで3分ほど)水気を切り漬け汁に漬けて混ぜ合わせれば完成です。千切りにしたきゅうりを追加しても美味しいです。
~ 野菜とお酢だけで作ったマリネやピクルス、ナムルは少し多めに作って冷蔵庫に入れて保存しましょう。作り置きしておくことで体調が悪いときでもさっぱりといただくことができます。お酢が決め手のお野菜はとっても食べやすいのでぜひお試しください。~
便利なパウチ入り蒸し豆でたんぱく質を補給しましょう!
3大栄養素のたんぱく質は筋肉や臓器など身体を造るために必要な栄養素です。妊娠中はお腹の赤ちゃんの成長に関係する重要な役割を果たします。
豆類や豆腐、ナッツ類などはたんぱく質が豊富な食材です。マリネや酢の物、ナムルなどに入れて一緒にいただくといいですね。
便利なパウチに入っていてそのままでも食べられるものをご紹介します。簡単にたんぱく質が摂れるので上手にプラスして暑い夏を乗り切りましょう!
ひよこのくちばしのような突起がかわいいホクホクとした食感が楽しめるお豆です。
大豆本来の旨味と甘みたっぷりの蒸し大豆です。
暑い夏を乗り切ろう!夏野菜をお酢でさっぱりいただく「しぜんとくらそ」がおすすめするお酢のラインナップです。
ぜひお好みのお酢をみつけて夏野菜を美味しくいただいてくださいね。
妊娠中は消化機能が低下しがちですので一度にたくさん食べるとお腹を壊しやすくなります。よく噛んで、冷たいものは避け、調理は消化しやすく、塩辛いもの、加工品は避けるなどの心構えが必要です。
食事は美味しく、楽しく、適量を、お腹の赤ちゃんと一緒にストレスフリーのマタニテイライフをお過ごしください。