ストレスたまっちゃうから、
食べるならからだにやさしいものを少しだけ!
妊婦さんにおすすめきな粉のおやつ「きな粉ねじり」
こんにちは、妊娠中に食べたいおすすめの食べ物・飲み物についてをご紹介している「ハッピー妊活特集」、今回は『きな粉』です。
妊娠中は栄養を、特に妊娠初期は赤ちゃんの脳や神経などからだを形成する大事な時期なのでバランスよく、何でも、摂取するのが一番ですが、つわりで体調がよくないなど様々な事情から食欲が低下してしまい、食べることが難しいときもあるかと思います。
そんな時は、栄養摂取に効率の良い食材を無理せずに、食べられるだけ食べることを心がけたいと誰もが思うはずです。
この特集ページでは、そんな悩みを持つ妊婦さんにこの栄養素を摂りたいならこの食材をこんな風にすれば食べやすいなど、おすすめの食材とその食材を使ったレシピをなぜこの栄養素が必要なのかも交えてご紹介します。
第9章 続・妊娠中だって食べたい!おやつ!だから・・・からだにやさしい 『きな粉ねじり』をテーマに簡単にきな粉の栄養が摂れて美味しいおやつとしてもおすすめのきな粉ねじり、妊娠中にきな粉を摂取することで得られる栄養成分やきな粉を美味しくいただける食べ方なども一緒にご紹介しています。
からだにやさしいおやつ特集!第一弾はこちらでご紹介しています。「第3章 妊娠中だって食べたい『おやつ』! だから・・・からだにやさしいもの選びたい!」
これからも「妊娠中に食べたいおすすめの食べ物・飲み物」についてをご紹介していきますのでぜひ参考にしていただき楽しいマタニティライフを送ってくださいね。
妊娠中におすすめの食べ物!きな粉
きな粉って? きな粉の栄養成分
きな粉って?
大豆を炒って皮をむき、挽いた粉のことで加熱することで大豆特有の臭みが抜け、香ばしい香りが特徴です。
「黄なる粉」で、黄な粉とも書きますがきな粉は黄色の粉ばかりではなく青大豆を原料にしたきな粉は淡い緑色をしています。
大豆を丸ごと粉末にしているので大豆の栄養を丸ごと摂取でき消化吸収に優れ、栄養成分を効率よく体内に摂り入れることができる食材です。
きな粉の栄養成分
●大豆イソフラボン
大豆から作られているので大豆イソフラボン(ポリフェノール)が豊富です。
骨粗しょう症の予防、脂質代謝の改善など、女性ホルモンの1つ、エストロゲンに似ているため「植物性エストロゲン」とも言われます。のぼせ、ほてりなど更年期障害を軽くする効果も期待できます。
●大豆サボニン
免疫力をアップさせ肥満の予防、血流を良くして冷え予防など体をサビつかせないようにするための抗酸化作用がある栄養成分です。
豆を茹でた時に出るアク、この渋みがサポニンです。悪玉コレステロールの酸化を抑えコレステロール値、中性脂肪を下げてくれるので動脈硬化の予防が期待できます。
●たんぱく質
たんぱく質が豊富で大豆は「畑の肉」と呼ばれています。
筋肉、皮膚など体を作る成分、酵素、ホルモンなど体の機能を調整してくれます。健康な生活を維持するために必要な栄養成分です。
●レシチン
血中コレステロール、中性脂肪の低下な脂肪やコレステロールが血管壁に張り付くのを抑える効果があるので動脈硬化の予防などの効果が期待できる栄養成分です。
●カルシウム
骨と歯を構成してくれます。ストレスを和らげる、血を固める、筋肉を動かすなど重要な役割をしてくれるミネラルです。
●鉄分
植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄が豊富です。
鉄は酸素を全身に運ぶ赤血球を作るミネラルで貧血を予防してくれる効果が期待できる栄養成分です。ビタミンCと一緒に摂取するとより吸収力が高まります。
●食物繊維
不溶性の食物繊維のほうが豊富です。便秘予防、有害物質を排出する効果があり、水溶性食物繊維は血糖値の上昇を抑えコレステロールの吸収を抑制してくれます。
食物繊維は満腹感を感じられ低カロリーなので糖尿病、高血圧など生活習慣病予防にも効果的です。食べすぎると不溶性食物繊維により、逆に便を増やし便秘になってしまいます。1日大さじ1程度を目安に食べましょう。
きな粉は毎日食べることで腸内環境を整えてくれるので便秘を改善し、骨粗しょう症や貧血の予防が期待できます。他の大豆製品に比べ水分が少ないので少量で栄養が豊富にとれるところが魅力です。
妊婦さんが食べても大丈夫?
妊娠中、必要とされている栄養成分の葉酸は、特に妊娠初期、もしくは妊娠を計画している女性は赤ちゃんの神経管閉鎖障害リスクを減らすために必要と重要視されている栄養成分です。
きな粉は葉酸の含有量が豆類ではトップクラス、大豆イソフラボンの過剰摂取に気をつけて、サプリメントと併用しないように摂取しましょう。厚生労働省の公式HP「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」によるとどの程度が過剰摂取になるか現時点では明らかになっていないようですが、日常的な食生活で食べる料であれば問題ないとされているようです。毎日少しずつ摂取するようにしましょう。
大豆イソフラボンは卵胞ホルモンと構造が似ています。妊婦さんのからだの中では胎児の成長や母体をサポートするために卵胞ホルモンと黄体ホルモン、2つのホルモンが重要な役割を果たしています。
妊娠中に大豆イソフラボンの量を多く摂取した赤ちゃんは「落ち着きがない」などということもなく、社交性もあるという結果が出ているそうです。
きな粉は便秘を解消し、貧血を予防、さらには骨や歯を形成するカルシウムも豊富なので妊娠さんにはおすすめの食材と言えるでしょう。
おすすめきな粉の食べ方
●ヨーグルトと一緒に
ヨーグルトにかけて食べることできな粉の大豆オリゴ糖とヨーグルトの乳酸菌が摂取できます。大豆オリゴ糖は善玉菌のエサとなり腸内細菌を増やしてくれます。乳酸菌は便秘改善はもちろんのこと、コレステロールを低下させ免疫力をアップ、腸内菌のバランスをとってくれます。カロリーを摂りすぎないようヨーグルトやきな粉は加糖のものではなく無糖のものがお勧めです。
●餌までこだわった牛の乳で作られた安心・安全なおこっぺヨーグルト
「おこっぺヨーグルト」は、濃厚でありながら爽やかな甘さ控えめ(無糖タイプもあります)の食べるヨーグルトです。
メーカーさんの自社牧場の乳牛からしぼった生乳のみを使用して作られています。
その牧場では、農薬・化学肥料を使わずに牧草を育成しているそうです。
妊婦さんにおすすめしたい、「おこっぺヨーグルト」についてはこちら
*東中野の翔栄ファームカフェ店舗のみの販売となります。
●牛乳、豆乳やココアと一緒にドリンクにして、
牛乳、豆乳やココアにきな粉を混ぜて温めます。ココアは無糖のもののほうがおすすめです。
おすすめ!
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きな粉に含まれるカリウム、利尿作用のあるサポニンやレシチンは、からだに水分をため込み、むくみやすくなる妊婦さんに必要な成分です。エネルギー源にもなるので、栄養補助のおやつとして取り入れてみましょう!
おすすめのきな粉はこちら
「おやつ」きな粉ねじり
ノースカラーズのおいしい純国産シリーズ、化学調味料、人工甘味量・合成保存料・着色料・香料を一切使用していない無添加、原料のすべてが国産です。北海道きなこねじりには、遺伝子組み換えではない、北海道産の大豆と甜菜(てんさい、サトウダイコン)を使ったきな粉や、オホーツク海の塩など、北海道にこだわって作られています。
北海道の熟練した職人さんが手作業でこねてひねって仕上げる「きなこねじり」は、昔なつかしい素朴な味わいで、子供のおやつや、お茶請けに最適です。国産の大豆は日本で約5%しかないため大量生産ができません。
ねっとりとソフトな『きな粉ねじり」は大豆を積極的に効率よく摂ることができる理想的なおやつと言えるでしょう。良質なたんぱく質とイソフラボンを美味しく上手に摂取したい方にお勧めです。
きな粉ねじりの由来と気になるカロリー
きな粉ねじりは江戸のころのお祝いのお菓子として永く愛されてきました。原料はシンプルでからだにやさしいおやつ、一口食べるとなぜか懐かしい口あたりに癒されます。
ねじったこの形は神社のしめ縄の形だとか、縁起物として親しまれてきたようです。
●北海道きなこねじり
ノースカラーズのおいしい純国産(無添加)シリーズは化学調味料・人口甘味料・合成保存料・着色料・香料などの添加物、およびマーガリンやショートニングを使用していない贅沢なラインナップで注目されています。
「北海道きなこねじり」は北海道の魅力がたっぷり、原料には日本で5%ほどしかない国産大豆、北海道産の大豆と砂糖大根糖(てんさい糖)、オホーツクの塩を使って職人がこねたり、ひねったりすべて手作業、職人の味が楽しめます。
100gあたり
エネルギー 390kcal
たんぱく質 18.2g
脂質 12.9g
炭水化物56.7g(糖質48.1g/食物繊維8.6g)
食塩1.5g
体にいい成分がたっぷり入っているきな粉のおやつ、健康志向の方向けのお菓子と思われまがちですが、水飴で練り上げ塩で味付けされているのでカロリーや糖質はやはり気になるところです。
例えば、同じ量(100g)のおやつ、
チョコレートの場合は557kcal、糖質52g
ショートケーキの場合は344kcal、43g
練り羊かんの場合は296kcal、糖質67g
ちなみに、水羊かんの場合だと、171kcal、38g
となるので、きな粉ねじりのカロリーと糖質は決して低くないと言えるようです。美味しいからと言ってくれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。