生まれつき脳機能の偏りによる障害のことを発達障害と言います。
発達障害は外見からはわかりにくくその症状や得意・不得意など十人十色のためその特性を自分勝手・わがまま・親の育て方が悪いなどと言われてしまう場合があります。
発達障害、特集1ではその特性と症状とはどのようなものなのか
発達障害、特集2では農薬とそのメリット・デメリットについて
をご紹介しました。
今回は発達障害、特集3、日本のお米や野菜は本当に大丈夫?についてのお話です。
日本のお米
慣行農法のお米の栽培では、ネオニコチノイドという農薬を使用しており昆虫に対して強い神経毒性を持っています。田んぼに散布することで稲の内部に農薬が浸透するので洗うだけでは農薬を流すことはできません。
お米の成長を妨げるものを排除し、害虫や雑草を取り除きお米の品質を安定させるためには必要なことなのですが・・・
お米の供給が安定し、消費者は安定した価格でお米を購入することができるのもこの農薬のおかげと言わざる負えません。
残留農薬の多くは玄米の胚芽の中に蓄積されてしまいます。精米することで80%以上除去され、研ぐことで90%、さらに炊くことで95%の農薬が除去できるとされ、より安全に食べられるといわれていますが、まったくゼロではないようです。
日本の野菜
スーパーでは誰でも手軽に形がきれいにそろった新鮮な野菜を買うことができます。でもそれは農薬が使われているからということはご存知でしょうか?
野菜に使われている農薬は野菜を育てるのに必要なものと言われ、スーパーで見かける野菜のほとんどに農薬が使われており、人体への悪影響が心配されています。
殺菌剤、殺虫剤、除草剤などが使われており、それらの野菜には見えない残留農薬が付着しています。また洗っても農薬を取り除くことができないため人の健康にも影響が懸念されています。
残留農薬の少ない野菜・多い野菜
〇残留量の少ない野菜
アスパラガス
トウモロコシ
玉ねぎ
ブロッコリー
人参
レンコン
キャベツ
サツマイモ
など、土の中で育つ野菜は少ない傾向にあるようです。
〇残留濃度の多い野菜
大根、かぶ、などの葉っぱ
ほうれん草
ケール
からし菜
セロリ
トマト
など
残念ながら日本で生活している限り、ネオニコチノイド系農薬を避けることは容易なことではありません。
しかしながら、消費者である私たちが正しい知識と目線で選択を変えていくことは、未来の農業を変えるきっかけとなるでしょう。
なるべく無農薬野菜や減農薬野菜、特別栽培のお米を買うなど、小さなことですができることから始めていくことが大事です。
わずかな毎日の積み重ねが、自分の健康を守り、家族や大切な人、そして生態系を守ることにも繋がっていくはずです。この記事を通して、農薬への理解が多少なりとも深まっていただけたならば幸いです。
無農薬のメリット
では、無農薬のメリットとは・・・?
最近は、農薬や化学肥料に敏感な人が増えてきて、合鴨農法や自然農法で無農薬でお米や野菜を栽培する農家さんも増えてきました。
無農薬米のメリットと言えば、言うまでもなく「安心と安全性が高いということ」ですね。また昔ながらの農法で栽培することでお米や野菜本来のおいしさを引き出すことができます。
「無農薬」とこだわりを持った農家さんは、水や栽培方法にもこだわっているので、栄養価も高い傾向にあります。ただし、デメリットは、どうしても値段が高くなってしまうということ。それだけの手間暇をかけ、農薬を使うことで得られる除草効果、虫除け効果もないため害虫や病気によって収穫量が限られてしまうため生産性も決して良くはありません。しかしながら、割高でも安全でおいしいお米や野菜を求める人はたくさんいます。
最近ではスーパーでも無農薬、有機栽培などと表記されたお野菜やお米を扱うところが多くなっているようですが本当に安全な野菜やお米はどこで買ったらいいのかわからない… 近くでは買うことができない…という人は定期宅配などの通信販売などを利用するといいかもしれません。
安心・安全なお米や野菜、食品をお探しの方のための通販サイト「しぜんとくらそ」では農薬や化学肥料を使わずに育てた自社農場のお米や野菜、原材料から製造方法まで確認した化学調味料不使用の食品をそろえて販売しています。まさに昔ながらの方法で育てた野菜ばかりですので味は濃く栄養価も高く、自信をもっておすすめします。