ハーブティーでお腹の赤ちゃんとリラックス、おうち時間を楽しみましょう!
こんにちは、翔栄ファーム「しぜんとくらそ」ではハッピー妊活特集として「妊娠中に食べたいおすすめの食べ物について」を食材ごとにご紹介しています。
妊娠中は栄養を、特に妊娠初期は赤ちゃんの脳や神経などからだを形成する大事な時期なのでバランスよく、何でも、摂取するのが一番ですが、つわりで体調がよくないなど様々な事情から食欲が低下してしまい、食べることが難しいときがあると思います。
そんな時は、栄養摂取に効率の良い食材を無理せずに食べることを心がけたいと誰もが思うはずです。
この特集ページでは、そんな悩みを持つ妊婦さんにこの栄養素を摂りたいならこの食材をこんな風にすれば食べやすいなど、おすすめの食材とその食材を使ったレシピをなぜこの栄養素が必要なのかも交えてご紹介しています。
今回は妊娠中に飲みたい!おすすめの飲み物「第5章 ルイボスティーとハニーブッシュティー」がテーマです。ノンカフェインのハーブティーの中には妊娠中には避けたほうがいいものもあるようです。その辺も詳しくご紹介しますね。
これからも「妊娠中に食べたいおすすめの食べ物について」を更新していきますのでぜひ参考にしていただき楽しいマタニティライフを送りましょう。
妊娠中に飲みたい!おすすめの飲み物「ルイボスティーとハニーブッシティー」★★ノンカフェインだから安心です!★★
はじめに、「妊娠中に重要な5つの栄養素」
一般的に妊娠中に重要な「5つの栄養素」と言われているのが「たんぱく質」、「葉酸(ようさん」」、「鉄分」、「カルシウム」、「食物繊維」です。
たんぱく質は赤ちゃんの血液や筋肉を作る大切な栄養素です。
葉酸は赤ちゃんの正常な発育に大事な働きをし、特に初期に摂取することで赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発祥のリスクを減らすことができると言われています。
鉄は妊娠すると赤ちゃんの成長をサポートするために鉄欠乏状態で貧血になりやすくなりますので積極的に摂取したい栄養素です。
カルシウムは赤ちゃんの骨や歯などを作るための栄養素です。
食物繊維は便秘になりがちな妊娠中の便秘予防と改善に効果があります。
これらを3度の食事にしっかりと冷凍食品やインスタントのものはなるべく避け、手作りすることを心がけバランスよく摂取していくことが理想です。バランスの良い食生活を心がければ、母体の健康が維持され、赤ちゃんの発育に必要な栄養素を過不足なく供給することができます。
妊娠中のお母さんの食事で赤ちゃんの一生の健康状態が決まるそうなので赤ちゃんが栄養不足にならないように、とはいえ食生活を急に変えることは難しいのでできるところから少しづつ、妊娠をきっかけに健康な食生活を送ることを意識してみませんか!
今回は妊娠中に健康な食生活を送るためには欠かせない「飲み物」についてです。ご紹介するのは手軽に飲める「ルイボスティー」と「ハニーブッシュティー」、ノンカフェインのハーブティーですのでお腹の赤ちゃんにも安心です。
気をつけて!妊娠中には避けたいハーブティーもあるんです。
妊娠中は赤ちゃんへの影響を考え、今まで普通に摂取していた食べもの、飲みものには気を配り始めますよね。今回は妊娠中に飲みたい!おすすめの飲みものについてです。毎日飲む「飲み物」、これは大丈夫なの?これはダメ?あれこれ考えた結果、妊娠中にノンカフェインでリラックスできるハーブティーを飲むようにしたという先輩ママさんは半分以上もいるようです。
ハーブティーがいい理由、先ずはノンカフェインだから、カフェインが含まれているお茶やコーヒーは飲めないから、2つ目の理由は妊娠中大好きだったものがダメと押さえつけられストレスがたまり何かとイライラしたり、つわりやお腹が大きくなって思うように動けないなど不安定になってしまう、そんなときに香りや味でリラックスさせてくれるから、3つ目はビタミンやミネラルなど栄養素が含まれているからです。
でも、ハーブティーの種類がたくさんありすぎてどのハーブティーを飲んだらいいのか迷っていませんか?
中には妊娠中には、あるいは妊娠の時期によっては飲まないほうがいいハーブティーもあります。一般的にラベンダー、カモミール、ジャスミン、ハト麦、レモングラスなどは飲まないほうがいいと言われています。(注)
ハーブティーを選ぶときは植物の原料が体にどのように影響するのか、子宮を収縮、緊張させる作用があるものは流産や早産への影響があることも、神経系へ作用してしまうものもあるようなので成分表示、注意書き(妊娠中は控えてくださいなどの記載)をよく読んでから飲むようにしましょう!
(注)
ラベンダー:妊婦さんへの安全性に対する情報がないため国で摂取を避けるように勧められています。
カモミール:子宮を収縮させる働きがあるためお腹の赤ちゃんに危険を及ぼす可能性があると言われています。
ジャスミン:子宮を収縮させる働きがあるため妊娠初期には流産の恐れがあると言われています。
ハト麦:子宮を収縮させ異物を体外に排出する働きがあるため赤ちゃんが異物としてみなされる危険性があります。
*ハト麦は他のお茶とブレンドされていることが多いので市販のお茶は成分を確認してから飲みましょう。
レモングラス:子宮を収縮させる作用があり、安全性が保障されていないため国は避けるようにすすめています。
なぜルイボスティーがおすすめなの?
今回最初にお勧めするのはハーブティーの中でも人気がある「ルイボスティー」、南アフリカの山脈で育つマメ科の植物、ルイボスを原料としています。抗酸化作用がある成分を多く含みアフリカではルイボスを「不老長寿のお茶」、「奇跡のお茶」などと呼んで大切にしてきたそうです。
なぜ妊婦さんにおすすめなのか、その理由として挙げられるのが、
①ポリフェノールのひとつであるフラボノイドが血流を改めからだを温めてくれるので冷え性の改善と免疫力のアップが期待できます。
②カリウムが含まれていることで利尿作用があり、むくみの改善が期待できます。さらに腸内環境を整え便秘解消も期待できます。
③ルチンが毛細血管のはたらきを強めてくれることで体内の老廃物を排出してくれます。
④抗酸化作用があるポリフェノールがシワ、シミなど肌の老化を予防し、腸内の悪玉菌の増加を抑制することで便秘の改善、さらにはアレルギー疾患の緩和が期待できます。
などなど体にいい効果ばかりです。赤ちゃんの発育に必要なカルシウム、鉄、亜鉛なども含んでいるので妊娠中は1日に2~3杯を飲むようにするといいでしょう。
*妊娠28週以降に大量にルイボステイーを摂取すると赤ちゃんの動脈管早期閉鎖を起こす可能性があるなどと言われているようですが医学的には検証されておりません。現時点では1日2~3杯であれば問題ないようです。
これは、ルイボスティーに含まれるポリフェノールを摂りすぎてしまうことが好ましくないようですのでポリフェノールが含まれる食品と一緒に飲む際には注意が必要と思われます。なんでも食べすぎたり、飲みすぎたりしないようお腹の赤ちゃんのためにも調整しましょう!
有機発酵ルイボス茶葉を使用した香り豊かでまろやかな味わいです。煮出して飲んだり、マグカップに入れてお湯を注いだり、水だしでも美味しくお召し上がりいただけます。
■無漂白ティーバッグ使用
■約3~5分煮出す(1包で約500ml分)
■水出し可能
■ノンカフェイン
■2gx28包(56g)
【原材料】有機ルイボス(南アフリカ産)
【調理法・使用方法】
・煮出す場合
沸騰水500mlに対してティーバッグ1袋を入れ、弱火で約3~5分間煮出します。火を止めて、10~15分位してからティーバッグを取り出しましょう。好みによって800ml~1LでもOKです。
・マグカップの場合
ティーバッグ1袋をマグカップに入れ、200mlのお湯を注ぎ、約30秒待ってお召し上がりください。
・水出し
500mlにティーバッグ1袋を入れて、3~4時間冷蔵庫で冷やします。
なぜハニーブッシュティーがおすすめなの?
次にご紹介するのは、「ハニーブッシュティー」です。
「ハニーブッシュ」、あまり聞きなれない名前ですが、南アフリカの限られた地域にのみ生育する大変珍しいマメ科の*灌木(かんぼく)です。*灌木とは人間の背の高さよりも低い木のこと
南アフリカの大自然のなかで、野生で育つハニーブッシュは最上級グレードの「インターメディア種」を使用していて、専属契約を交わしているハニーブッシュの農家さん一家が育成しています。
農園はJAS有機認定を受けていて「フィンボス」と呼ばれる道なき道を進みようやくたどり着いた大自然の灌木植生地域で、野生のあるがままの環境で育ったのがこの「ハニーブッシュ」です。
お見せできないのが残念ですが、何しろ南アフリカの大自然でしか生息していませんので、ハニーブッシュの花はミモザのような鮮やかな黄色の花をつけます。葉や花からはハチミツに似た甘い香りがし、バラにも含まれているゲロニオルやテニノールなど、15種類もの成分が含まれています。収穫時の葉は緑色、裁断して発酵し、乾燥するという過程を経る中で、ほんのりとした赤い色に変化します。
ハニーブッシュはノンカフェインでタンニンも低く(緑茶が0.23mgに対し、ハニーブッシュ:0.01mgほどです。)苦みや渋みもありません。赤ちゃんから妊娠・授乳中の方など誰にでもお勧めできます。ルイボステイーがちょっと苦手という方にはこちらのハニーブッシュティーをおすすめします。
このペットボトルに入ったオーガニックのハニーブッシュティーは日本で唯一のハニーブッシュ飲料です。お茶の美味しさを左右する水は和歌山県高野山麓を流れる伏流水を純水化して使用しています。
ほのかな蜂蜜に似たほんのり甘いフローラルな風味が女性に人気のノンカフェインティーで渋味のもとであるタンニンが少なくマイルド、自然の甘味と繊細な風味が特徴で朝、夜を気にせず、だれでも、リラックスティーとしてお飲みいただけます。
●女性ホルモンのような作用
女性ホルモンの分泌が乱れるとイライラや疲労感など様々な不調につながってしまいます。ハニーブッシュに含まれている「イソフラボン」や「クーメスタン」という成分は、女性ホルモンによく似た働きをすることがわかっています。「植物エストロゲン」ともいわれる成分が豊富に含まれているため、女性ホルモンの分泌を整えたいという人におすすめです。(大豆などに含まれるイソフラボン類は弱い女性ホルモン作用を持つことから「植物エストロゲン」と呼ばれています。)
女性は歳を重ねるごとに女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が激減していくので、エイジングケアの一環としてもハニーブッシュを取り入れてみるのも良いでしょう。南アフリカでは現在でも「更年期障害による骨粗鬆症の予防」や「母乳の分泌を促す」などの目的で、ハニーブッシュが利用されているそうです。ノンカフェインなので妊婦さんや授乳中のお母さんにも気兼ねなく楽しめるお茶として人気があるようですね。
●血糖値の上昇抑制
ハニーブッシュに含まれている「ピニトール」という成分には、血中のブドウ糖の巡りを良くして血糖値を下げてくれる効果が期待で着ると言われており、実際にインドでは、糖尿病の治療にピニトールが用いられていたという記録も残っているそうです。「生活習慣病」ともいわれる2型糖尿病は、血中のブドウ糖量が急激に多くなることで引き起こされる疾患ですが、「血糖値が上がった」という人はもちろん、食生活が乱れがちな人や油っこい食べ物を好む人は食間や食後にハニーブッシュティーを飲む習慣をつけて、血糖値の急上昇を予防しましょう。
●抗菌作用やアレルギー予防
ハニーブッシュには優れた「殺菌作用」に加えて、アレルギー性鼻炎などを予防してくれる働きもあります。ハニーブッシュに含まれている「ヘスペリジン」という成分が抗炎症作用に優れ、気管支の炎症を沈静化させてくれたり、痰を除去してくれたりする効果が期待できると言われています。抗菌作用も強いので薬が飲めない妊婦さんにはうれしい風邪予防の効果が期待できます。
ルイボスティー、ハニーブッシュティーどちらもノンカフェインで妊婦さんにはおすすめの飲み物です。飲みすぎることのないようハーブティーならではの良いものを上手に摂取しリラックスして穏やかなマタニテイライフを過ごしてくださいね!