「玄米を食べよう!玄米はなぜ完全栄養食なの?」では玄米がからだに良いと言われている理由と玄米の健康パワーについてお話ししました。
今回は玄米が食べにくいと感じられる方におすすめの「酵素玄米ごはん」と「安全な玄米の選び方」についてのお話です。

玄米が食べにくいと感じられる方におすすめの酵素玄米ごはん
酵素玄米ごはんとは、玄米を小豆、塩と一緒に炊き、3~4日保温して熟成させた玄米のことで『寝かせ玄米』ともよばれます。 炊き上がった玄米を寝かせることで、酵素の働きが活性化、通常の玄米よりもギャバなどの栄養素がアップします。そして、酵素玄米の魅力は、ずばり “モチモチの食感” です。
玄米は白米に比べて消化吸収が悪く、人によってはよく噛まずに食べてしまうと胃腸に負担がかかることもあります。また玄米特有のパサパサ感にどうしてもなじめないという方も多いかもしれません。
玄米を酵素玄米ごはんにすることで食感はモチモチ、とても食べやすくなると同時に玄米を発酵させた酵素玄米ご飯は米粒内の栄養素が玄米で食べるときより活性化され、消化や吸収もしやすくなります。そのため胃腸に負担がかかることもありません。
酵素玄米ごはんの作り方は以下のブログにて詳しくご紹介しております。
正しい玄米の選び方とは?
玄米は、「籾(もみ)」から*「籾殻(もみがら)」(*籾殻は玄米の外側の殻のこと)を取り除いた精米していないお米のことで栄養価は高いのですが、胚芽(はいが)や糠(ぬか)が残っています。そのため玄米は、農薬や化学肥料を使用せずに栽培した無農薬玄米を選ばないと、安心・安全に食べることができません。無農薬・化学肥料不使用の玄米は環境への負荷を減らすことができますが、手間暇がかかるので扱う農家も少ないと思われます。
自然栽培の玄米が育つ土の中にはたくさんの微生物が生きているので稲が豊かに実ります。このことがお米のおいしさの決め手にもなります。
玄米は精米していない分、白米よりも農薬が残留しやすく、白米の場合だと精米時に80%の残留農薬が除去され、洗米時には白米についた籾が取れるのでさらに減少して90%以上、炊飯時に水蒸気に混じって残留農薬が気化されるのでさらに減少して95%が、これらの過程で口に入る直前までには大部分が取り除かれていると考えられより安全に食べられると言われています。
一方、玄米の場合は白米のように精米による残留農薬の除去が難しいため、農法からこだわりのあるお米を買う必要があると言えるのです。そのため玄米を購入する際にはその玄米ができるまでの過程が確認できるものを購入されることをおすすめします。無農薬米であることの利点は、安全性が高いこと、昔ながらの農法で栽培するのでお米本来のおいしさが引き出されていることです。
しかしながら、どうしても値段が高くなってしまうのは避けられません。また、スーパーで玄米を、さらには無農薬をとこだわりのお米を手に入れるのもなかなか難しく手軽に購入することができないのが難点でもあります。

翔栄ファームではより多くの方に、安心・安全な「お米」をお届けしたいとの強い思いから、稲作への取り組みを始め、がむしゃらに挑戦してきました。
翔栄ファームのお米は栽培期間中はもちろん、種もみの消毒にも農薬・化学肥料は一切使用していません。農薬を使わない田んぼでは、雑草が生えやすく、害虫なども集まってくるため無農薬で玄米を育てるためには、人の手で丁寧に草刈りし、虫や異物を取り除く必要があります。
無農薬・化学肥料不使用のお米は希少価値が高くなかなか手に入りません。翔栄ファームのお米は探してもなかなか手に入らない自然栽培で収穫した玄米です。
常日頃から困った人にお届けできればと願い稲作に挑戦し続けて収穫した自慢のお米です。緊急時などどんな時にでも必要とされる方にお届けできるようにと備蓄にも努力しております。
農薬・化学肥料を使わない稲作は非常に困難を極めましたが、手前みそかもしれませんが2024年度米(昨年秋収穫)も味は最高のものができました。毎日口にするものだからこそ安全性にこだわる必要があります。これなら食べても安心と見極められるお米をぜひ選んでいただきたいです。
栽培期間中はもちろん、種もみの消毒にも農薬・化学肥料は一切不使用の「翔栄ファームのあきたこまち玄米」をぜひご賞味ください。

