暑かった夏もそろそろ終わりでしょうか?穀物や果物など収穫が多くなる実りの秋の季節です。美味しいものがあればついつい手が出てしまう食欲の秋でもあります。
そうでなくても食べ過ぎちゃう人もいるかもしれませんが、運動不足、産後太り、加齢などで最近体重が増えてきちゃった、ぽっちゃりしてきたかもと感じている方にぜひおすすめしたいのが「腸活」です。
つらいダイエットや運動をしなくても腸を整える「腸活」、腸活で痩せ体質に、食べても太らない体質への改善を目指しませんか。
腸活で痩せ体質になるために多く摂取するといいのが、「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」というもの、聞きなれない方も多いかとは思いますが、腸内細菌が作り出す代謝物質で腸内環境を改善し、食べても太らないからだになると注目されています。
今日はたくさん食べても太らない体質に変えるための「腸活」のお話です。
短鎖脂肪酸とは?
腸内を適度な酸性に保ち善玉菌を応援し、悪玉菌をやっつけてくれる殺菌作用や繁殖を抑える静菌作用があります。ビフィズス菌などの腸内細菌を増やせば、短鎖脂肪酸が増加し、腸からからだが元気になります。
また、短鎖脂肪酸は、体内の脂肪細胞のインスリンを低下させることで脂肪の蓄積を抑制し、痩せ体質にしてくれます。そのことから糖尿病など生活習慣病の予防も期待されています。
この「短鎖脂肪酸」は、牛乳・乳製品に多く含まれているようで、牛乳・乳製品の特徴的な成分と考えられています。ちなみに脂肪酸は炭素が鎖状につながった構造をしており、炭素の鎖の長さにより、短鎖・中鎖・長鎖脂肪酸に分類されます。
短鎖脂肪酸で食べても太らない「痩せ体質」に!
腸は健康に大きな影響を与えます。腸内環境を整えることで肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防になります。しかしながら、偏った食生活、運動不足、ストレスなど私たちの腸内環境は乱れがちです。
特に病気ではないけれど、「肥満」は社会問題にもなるほど深刻です。肥満は糖尿病、高血圧、脂質異常など生活習慣病につながる重大な病気の要因になるからです。食事制限や運動をしなければ、そんな自覚はあるけれど始めるのも、決心して初めても毎日続けるのもなかなか難しいですよね?
そんな方におすすめなのが「腸活」です。腸にいいという菌を積極的に摂取することで腸内の状態を良くする、腸内環境を整えることで太りにくいからだ、痩せ体質に改善させます。
その腸内環境を良くするために、大腸のビフィズス菌など腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖をえさに作り出す代謝物質、短鎖脂肪酸が活躍してくれます。腸内環境を整え、短鎖脂肪酸が多く作られるようになることで脂肪の蓄積が抑制できます。その結果、太りにくいからだ、痩せ体質になるということです。
短鎖脂肪酸を増やすことで大腸の働きが助けられ腸内環境が酸性に導かれます。酸性の状態が苦手な悪玉菌が生きていけなくなり減少し、善玉菌が増えやすくなる環境を作り出してくれます。
短鎖脂肪酸は腸内環境を整えるために重要な役割があることがわかります。更に交感神経などの神経細胞と結合することで、神経や脳を活性化させてくれるという良い影響をもたらしてくれます。
牛乳コップ1杯弱の摂取で認知機能低下リスクが下がった?
牛乳の脂肪分には酪酸と言われる短鎖脂肪酸が含まれています。そのため牛乳を飲むことでエネルギーとして代謝されるので脂肪がからだに蓄積しにくいと言われています。
超高齢社会の日本では、認知症患者の増加が懸念されていますが、認知症は特効薬がないためその予防は重要です。その予防法のひとつとして牛乳・乳製品の摂取が注目されています。
高齢者(60代、70代)を対象とした認知症を抑制する効果と関連性について、国立長寿医療研究センターの検査結果データ(2016年度)によると、短鎖脂肪酸が認知機能を低下させるリスクにどのように影響しているか(8年間)を見たところ、摂取量が増えると、認知機能の低下リスクが抑制できるということがわかりました。
このことにより牛乳や乳製品に含まれる短鎖脂肪酸の摂取が認知症を防いでくれると考えられています。
でも・・・牛乳なら何でもいいわけではないらしい!
牛乳はスーパーなどでも安価で購入できますがそのほとんど(95%以上)が超高音殺菌と呼ばれる120℃~130℃で短時間2~3秒で殺菌処理されたもの、大量生産に向いているのですが高い熱を加えることによって有害菌だけでなく、有用菌まで死滅させてしまっています。
低温殺菌牛乳は生乳を63℃で30分加熱することで殺菌したもの、生乳本来の甘味や風味、こく深さ、滑らかで飲みやすい、自然の恵みを味わうことができるので低温長時間殺菌法の牛乳がいいと考えられます。
さらには飲んでもいい牛乳を選ぶには私たちの為に牛乳を出してくれる「牛たち」の環境にも大きく影響されます。
その牛が育った環境、ストレスフリーの環境であること、どのようなえさを食べて育ったか、無農薬の牧草を食べ、飼料に不自然な濃厚穀類を使用していないこと、飼育されている牧場で抗生物質や成長ホルモン剤などが使用されていないこと、乳脂肪分を機械によって砕いた均質化処理(ホモジナイズ)されていないもの、ホモジナイズすることでせっかくのたんぱく質が変質してしまうと言われています。
このように飲んでもいいとされる牛乳を正しく選ばないとアルツハイマー型認知症やパーキンソン病などを逆に引き起こす要因となる恐れがあるとされています。
痩せ体質を目指して短鎖脂肪酸を増やすために牛乳を飲んだことで逆効果だなんて、牛乳なら何でもいいわけではなかったのですね。
正しい『牛乳』の選び方は・・・?
〇翔栄ファームチャンネル〇
「飲んではいけない牛乳 怖すぎるリスク」でご紹介していますので是非ご参考にしてください。
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原材料は米・米麴・乳酸菌と水、優しい甘酸っぱさととろりとした口当たりが特徴で腸内環境を整えてくれる強い味方です。乳酸菌がつくりだす乳酸は大腸の腸内細菌によって短鎖脂肪酸に代謝されることがわかっています。
~ 腸活で腸内環境を改善して食べても太らない「痩せ体質」を目指しましょう!~