生まれつき脳機能の偏りによる障害のことを発達障害と言います。
発達障害は外見からはわかりにくくその症状や得意・不得意など十人十色のためその特性を自分勝手・わがまま・親の育て方が悪いなどと言われてしまう場合があります。
発達障害、特集1ではその特性と症状とはどのようなものなのかをご紹介しました。
今回は発達障害、特集2、農薬についてのお話です。
農薬って何?メリット・デメリットとは?
〇農薬とは・・・?
農作物に害を与える病気や害虫の防除に使用する殺菌剤、殺虫剤、雑草を取り除くための除草剤、農作物の成長促進剤、発芽抑制剤など「農作物」の「薬剤」のことを農薬と言いこの定義は農薬取締法という法律で定められています。防除の為に利用される天敵生物も薬剤ではないのですが農薬と呼ばれています。
全ての生物を殺すイメージが強い農薬ですが、法に定まった量を適切に使用することにより農作物の生長をコントロール、有害な生物から保護することでその農作物の収量、品質の維持、商品価値を高めるなど重要な役割を果たしていると考えられています。
農薬は食べ物となる農作物に直接放出するため安全性については厳しく規制され、使用基準も明確に防除効果と安全性が確保されています。
農薬のメリットとは?
からだに悪いというイメージしかない農薬ですが、慣行農業を営む生産者側の農家にとって農薬は農作物を育てるのに無くてはならないものなのです。
〇メリットその1.除草
沢山の雑草が生えてくる畑、広大な畑で作物を育てている農家は手で雑草を1つ1つ抜くことは難しく、雑草の発芽を抑制してくれる農薬は無くてはならないものとなっています。
〇メリットその2.虫除け
葉物野菜の葉っぱに穴があく虫食いの発生を防ぐために、虫食いがある野菜は見た目が悪く出荷できなくなってしまい農家にとっては大きな損害になってしまいます。見た目を整えるためにも農薬が必要とされています。
〇メリットその3.生産性をあげる
効率よく管理できるので生産性の向上が期待できること、除草や虫除けを手作業でする必要がないため広い畑でも栽培、管理が可能になります。
農薬のデメリットとは?
〇デメリットその1.人体への影響
一番のデメリットが残留農薬は神経系に影響があると言われていることです。妊婦さんが残留農薬を摂りすぎることでお腹の赤ちゃんにも影響がある可能性があると指摘されています。農薬が人体に及ぼす影響が大人にも子供にもあるということは避けることができません。
〇デメリットその2.生態系
農薬が環境に影響を与えてしまいます。農薬で稲につく虫を駆除することで虫が減りその虫を食べる大きな虫がいなくなってしまう生物層の破壊により、生態系を壊してしまいます。
〇デメリットその3.費用が掛かる
繰り返し農薬を使用することで菌や害虫も耐性をもつため農薬の量が増え費用がかかる傾向にあるということです。
〇農薬を使いすぎるとどうなるのでしょう?
使いすぎることで土や水を汚したり、使い過ぎた農薬のせいで、土の中の「微生物」が死んでしまいます。 土には悪い「微生物」もいますが、土を豊かにしてくれる良い「微生物」もいるため微生物がいなくなることで、土の栄養分が少なくなり、農作物が収穫できなくなってしまいます。
〇微生物がいなくなるとどうなるのでしょう?
落ち葉や動物の死骸がそのまま放置され、積み重なり、植物が生育できなくなり、その植物を食べる動物も人間も生きていけなくなります。
微生物は地球のそうじやさん、植物は栄養分(糖、アミノ酸、ビタミンなど)を根から出し、そのご馳走を目当てに微生物たちが集まります。その微生物たちが土の中の有機物を分解してその栄養分が植物に届きます。このことから微生物はとても大事な役割を果たしていることがわかります。
農薬を使った方がメリットがある、農薬を使うとデメリットが大きすぎるなどいろいろな意見があるようですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
可能であれば害になると言われているものは使わないでほしいというのが誰もが望むことなのではとは思われます。
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農薬や化学肥料を一切使用していないので上記に述べたような農薬を使うことによるメリットはもちろんゼロです。除草も虫退治もすべて手作業、虫に食べられてしまったら収穫できなくなってしまうため収穫量も安定しません。が、安心・安全なものをお届けするという事だけはお約束できます。
さらに、原材料から製造方法まですべての安全性を確認した化学調味料不使用の食材も多数取り揃えております。
誰もが感じている農薬への不安を取り除くお手伝いができると自信をもって宣言いたします。